震災当時、松原苑に災害支援に来て下さった、青森自衛隊の佐々木豊見さん。この度退官されるにあたり、松原苑までご挨拶に来て下さいました。
当時の松原苑は、医療的な物資や生活用品が届かず困り果てていました。佐々木さんの「必要なものは何がなんでも持って来るから!」との力強い言葉に、私たちはどれ程励まされた事か。自衛隊の皆さんは、本当に沢山助けて下さいました。未曽有の大災害から11年。つながった絆をいつまでも大切にしていて下さった佐々木さん。災害支援後には関東の自衛官の皆さんに『災害支援の大切さ』を熱心に指導されていたとの事。絆を次の世代に繋いでいて下さいました。本当に有難く嬉しい限りで、言葉にならない感謝の気持ちで一杯になりました。
私たちは佐々木さんの温かいお人柄と行いを見習い、これからもなお一層心を込めた『医療・介護ケア』の提供に努めて参ります。
記念写真に写っている鯉のぼりは、援助して下さった自衛隊の皆様、全国各地から駆け付けて下さったボランティアの皆様、そして当時の職員の手形を鱗にして作成したものです。
私たちは今日の日を忘れることは決してございません。佐々木さん、『感謝』と『感謝の一日』、本当に有難うございました!!