介護老人保健施設松原苑では、新型コロナウイルスの感染者が発生した場合に備えて、①対応フロー②防護服(PPE)の正しい着脱法③清潔区域・汚染区域を理解することを目的に、陽性者発生想定訓練を実施いたしました。
訓練には、職員およそ50名が参加し、コロナウイルスの陽性が疑われる患者が発生した場合に清潔区域と防護服を着脱する準汚染区域、そして患者と接する汚染区域の3つのエリア毎に想定される必要な動きや注意点などを学びました。
そして、対応フローを確認した後には、実際にフェイスシールドと使い捨て手袋やガウンを用いて、防護服の正しい着脱方法について学びました。ガウンを着用する際には、肌がでないよう、ガウンの上から手袋を装着することやキャップにきちんと髪の毛を入れること、そして、ウイルスが付着している可能性のある外側は触らないよう、細心の注意を払いながら脱着することなどを確認し合いました。
未だ感染者がでていない地域とは言え、いつ陽性患者が出てもおかしくないという危機感を常に持ちながら、陽性患者が発生した場合でも、冷静に確実に行動できるよう、今後も研修会や訓練を積み重ねて参ります。